自己紹介

苦手を自覚し、得意を伸ばそう。

2020年7月8日

ダメ社員でした。


私は小売店で働いておりました。
私が行っていた主な仕事としては
トラックで運ばれてきた商品をおろし
倉庫にしまいたり
展示、接客、
お客さんの車に購入してもらった商品を積むなどでしたが、
接客が致命的にダメでした。

どうダメかといえば、
相手の表情が読めない。
だから、相手が怒っていても気がつかない。
真面目な話になればなるほど、話が噛み合わない。
話が噛み合っていないことは分かっているけど、
なぜ・どこが・どこから、噛み合っていないのかが理解できない。

接客ははじめは嫌ではなかったが、どんどん嫌になっていきました。
土曜日、日曜日がお客さんがたくさん来てくれる日だったので、
土曜日、日曜日がどんどん憂鬱になっていきました。

そんな生活をしていると、
どんどんストレスがたまるようになっていきました。
物に八つ当たりしたり、
突然、叫び出したり、
結局、
このままでは自殺なりして死んでしまうと思い、
会社には行かなくなりました。
両親も私が苦しんでいるのをみていたせいか、
何も言いませんでした。

仕事をやめても、
すぐにはストレスは無くなりませんした。
過去のことを思い出しては
叫び出したり、
物に当たったり、
力いっぱい物に当たりすぎて、骨折したりもしました。
さすがに、こりました(笑)

その後、
精神科医にかかり、
自分がアスペルガー症候群であることを知りました。

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群とは発達障害の一種です。
発達障害は
心の病気ではありません、
生まれながらに脳機能のかたよりをもち、
そのために発達にもかたよりがでるという障害です。

具体的な特性としては
コミュニケーション能力・社会性・創造性を発揮することが苦手です。
だから、会社のという組織に中では生きづらいです。

向き不向きが極端などです。
(参考資料:大人のアスペルガー症候群)

苦手を自覚して、得意を伸ばそう。

自分がアスペルガー症候群であることを知って、
アスペルガー症候群に関する本を何冊が読み、
「そうか、接客は向いてなかったのだな。」と思いました。

しかし、
働いていた時に職場の売上をExcelで表やグラフでまとめることを覚えました。
これはそこそこ評判が良く、自分も向いていると思っていました。
自分はこういうことが得意なのかと思い、
データサイエンスというものに興味を持つようになりました。
もう年齢的に遅いかなと思いますが、
両学長 リベラルアーツ大学
がいつも『今日が人生で一番若い日です。』と言ってくださっているので、
挑戦してみようかと思っています。

小売店に就職したことを後悔はしておりません、
苦手を自覚することが出来たからです、
また、
小売店に就職したからこそ
自分はデータなどをまとめることに向いていると自覚できました。

自分が何が苦手であるかを知ることはとても大事です。
苦手なことをばかりしているととてもつらくなります、
また、
その苦手なこと以外選択肢がない気がしてきます。

例えば、
大学進学を目標にする高校生は
国語、数学、英語、理科、社会などの成績をすべてと勘違いしてしまうことがあると思われます。
しかし、世の中には他の選択肢などいくらでもあります。

広い選択肢があることが見えなくなってしまうのです。
だから、
広い選択肢の中から、得意を見つけて伸ばすことが楽になる道だと思います。

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